【浅草酉の市は鷲神社の賑わいが凄い】
関東地方を中心に11月の酉の日に行われている露天市を【酉の市】といいます。
2014年の酉の日は11月10日(月)、22日(土)の2日間。
最初の酉の日が一の酉、次が二の酉と数えます。平成26年は二の酉まで開催です。
時々、TVでも放送してましたがカラフルな縁起熊手の購入が決まると、シャンシャンシャン!と手打ちで盛り上がります。
鷲神社(おおとり)の浅草酉の市は、露店数はおよそ900店も出て、例年70~80万人で賑わう日本一のレベルです。
毎年のように縁起熊手を目当てに混み合いまして、深夜まで盛り上がり続けます。
鷲神社の前には日中から人混みが。夜になるに連れ、鳥居前の行列が伸びていきます。
2014年は二の酉までだけど、いつ行くといいのか?
一の酉でも二の酉でも都合のいい時に行っていいのですが、やはり色々なデザインの縁起熊手を見るのであれば一の酉をお勧めします。
浅草酉の市の縁起熊手は店の数が多いので、個性的なオリジナリティーなデザインがいっぱい出ています。
今年であれば二の酉の後半には人気の品が売り切れてしまうので、例え混み合っていても一の酉に出かけるのがいいですよ。
逆にお祭りの気分を楽しみたい人であれば、最終日の盛り上がりを目がけていきましょう。
時間帯でいうと混雑のピークは夕方から夜になります。1時間待ち状態です。国際通りにも人が溢れてきます。
待つのが嫌いな人は日中もしくは深夜に行きましょう。
見たい熊手はやはり、巨大熊手とか、キャラクター熊手とか、世相熊手ですね。
酉の市の浅草での見どころはここ!
鷲神社の門の左上に名物と言える大熊手は目立ちます。
ここもTV放送で撮りますが、予約済みの縁起熊手で著名人の名前の札がついています。
境内に入って左手の熊手商にずらっと並んで見えます。
運が良ければ、TVカメラが来ていて、更に縁起熊手を予約した女優さんやスターが買いに来て、手打ちで盛り上がっている現場に出くわすかもしれません。
やはり、その年によって違うのが世相熊手ですが、これも注目度が高いです。
同じ理由でキャラクター熊手も大きいのが出ますので楽しみのひとつですね。
最近はスマホでキャラクター熊手の写真を撮る人が増えています。
伝統的な人気なのが「なでおかめ」で、大きなおかめの面を手で撫でるのですが、なでる箇所によって、運が良くなるジャンルが違い、恋愛運とか金運がアップします。
どんな縁起熊手の種類があるのか?
見逃せないのは「よし田」で、着物を着ている女将の吉田啓子さんは大正生まれです。
手描きの紙絵が熊手に付いている宝船熊手です。これを好んでいる常連客は歌舞伎界、料亭、芸術家、デザイナー、芸能界の方が多いです。
老舗は沢山ありますが「松下」は創業90年になろうとしています。
江戸末期からなので松下薫さんで三代目です。
継承されている桧扇熊手を作れる唯一の熊手商と言われます。
松下薫さんは伝統工芸技術者として顕彰される職人です。
「松下」の縁起熊手は手作りで桧扇熊手意外にも意匠登録済みのまであります。
個性的と言えばやはり、フィギュア熊手はアニメ好きには見逃せないでしょう。