茶室の畳に炉を切る時の寸法と位置を決めて炭手前をする方法

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炉の穴の寸法は42.4cmで、本炉の縁は6.2cm、内側と深さ30cmです。
炉縁の寸法も42.4cmで辺の幅は3.6cm、高さは6.8cmです。
炉縁をはめ込んだ状態で本炉の縁が2.6cm内側に見えるはずです。

これを1.5倍してブレンダーで作成するので、
炉の穴の寸法は63.6cmで、本炉の縁は9.3cm、内側と深さ45cmです。
炉縁の寸法も63.6cmで辺の幅は5.4cm、高さは10.2cmです。
炉縁をはめ込んだ状態で本炉の縁が3.9cm内側に見えるはずです。
炉縁
現状の風炉の釜の幅37.3cm、奥行37cm、高さ31.4cm。
炉の釜の幅53.9cm、奥行52.4cm、高さ26.8cm。

現状の風炉の釜を使うのは可能だが、やはり新しく作りたい。
風炉の釜より炉の釜の方が少し大きいのと、側面の模様も入れたい。

五徳も合わせて作る必要がある。

五徳のサイズは、外径18cm、内径10cm、高さ11cm、足間12cm。
これの1.5倍で、外径27cm、内径15cm、高さ16.5cm、足間18cm。

炉を切った畳は穴にも短い縁が付くので、テクスチャーを綺麗に加工したいですね。

点前座から穴を見ると、手前と左側が通常の畳縁で奥は短い縁、右側だけが畳目です。

初炭手前、後炭手前が出来る様に、釜の上げ下げと、炭を入れるアニメも必要となる。

炭手前を再現させるには、香合も用意する必要がある。

炭手前の茶道具も作成しなければならない。

炭斗、枝炭、火箸、釜の鐶、羽箒、香合、香木、紙釜敷、灰器、灰匙の作成をする。

茶の湯に使う炭は、くぬぎが良いとされています。

胴炭12cm、割管12cm、丸菅12cm、輪胴4.5cm、丸ギッチョ6cm、割ギッチョ6cm、香合台6cmです。

これも1.5倍の大きさにするので、胴炭18cm、割管18cm、丸菅18cm、輪胴6.75cm、丸ギッチョ9cm、割ギッチョ9cm、香合台9cmです。

炭斗の仕込み方をまとめてみました。

(1)中央より奥に割ギッチョを横置きに割り口を下にして枕にする。
(2)枕に垂直に丸管を寝かせる。
(3)左側に丸ギッチョをかけ置きする。
(4)その手前に割ギッチョをかけ置きするが皮を奥側にする。
(5)右側に止炭をかけ置きする。
(6)中央の垂直の丸管の上に胴炭を乗せる。
(7)香合台を止炭の奥に縦置きする。
(8)枝炭3本を炭斗の右上にはみ出して入れる。
(9)火箸を左下にはみ出して入れる。
(10)鐶を火箸に合口を下にしてひっかける。
(11)羽箒を左側に乗せて置く。
(12)香合に香木三枚を仕込んで香合台に置く。

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