札幌でトウモロコシを栽培するのは難しいです。
大きいのが沢山採れる年もありますが、ダメな年もあります。
とうきびは大好きで、毎年楽しみに育てています。
5月の終わり頃にならないと気温が20度を超えません。
寒い時期から種をまいても芽が出てこないです。
今年は小さなビニールハウスを作って苗を育てました。
それでも芽が出る確率は低いです。
収穫は9月くらいになるので、ワクワクして育てます。
それまでは市場でトウモロコシのゆできびを買ってきますが、
どうしても甘さは自宅のには敵いません。
甘さが全然違うのです。
家庭菜園ですので、綺麗に実が入っていなくても、
収穫して食べられるので甘さに変わりはありません。
トウモロコシは肥料を沢山入れないとならないので、
翌年は別の土地に種を植えます。
同じ土地だとどうしても大きく育ちません。
トウモロコシの実を先端まで太く育てるには?
本来であればトウモロコシは手のかからない野菜ですが、北海道では気温が低いので、注意して育てないと大きくなりません。
20年以上、栽培してきましたが、有機肥料を土に埋めて養分がたっぷりの状態にするのがベストな方法だと思います。
種は一カ所に2個入れて、10cm間隔くらい置いて種まきをします。
大きく育った芽を生かす為に1本だけ育てて、小さい方は間引きます。
芽が30cmくらいになったら、肥料を足してあげましょう。
途中に実がついてきたら一番上のを残して他はヤングコーンとして収穫してしまいます。
そうしないと栄養が不足して実が大きくならないのです。
実が大きくなるとヒゲが先端から出てきます。これは雌しべです。
雄しべはてっぺんに稲穂の形をして広がってきます。
自然にてっぺんの花粉が落下してヒゲに受粉するのですが、雄しべを切ってヒゲに花粉を叩いてくっつけて、人の手で人工受粉してもいいのです。
実が太くなってヒゲが茶色になったら実が十分詰まっていますので収穫しましょう。
収穫が終わったら茎を適当に鎌で切って土に埋めれば来年の肥料になります。