ほうれん草も定番の野菜ですが、さほど苦も無く育ってくれます。
もぎたてはえぐみが少なくてさっぱりした味です。
草の濃い香りは楽しめますので、そこがいいですよ。
無水ナベで調理すれば、ビタミンcがいっぱいとれます。
土を洗い流して水滴が少しついたまま、
無水ナベで蓋をして茹でるだけなんです。
ほうれん草自体の水分で茹でるので美味しいのです。
似たような葉野菜で小松菜がありますが、それも同じ時期に栽培しています。
ほうれん草畑の野良猫対策は割り箸を立てています。
北海道の屋外の家庭菜園の寒さでも甘くなる土作り
(1)畑は肥料を入れて土盛りする
種蒔きの1週間前に土作りをして準備しましょう。
1㎡に対して石灰150~200ml、堆肥1.5~2L、熔リン25ml、配合肥料150~200mlを投入して、しっかりと耕しましょう。
種をまく場所は土を高さ10cmに盛り上げて、幅70cmにしましょう。
種は条(すじ)まき方法が楽です。直径1cmの棒があれば、それを埋めて1cmの深さの溝を作ります。15cm間隔で3本の直線の溝を作ります。
点まき方法でするなら、35缶を定規の代わり使って10cm間隔で指で穴を開けます。
(2)種をまく前に水で発芽を促進させる
種まきの前夜に種を水に浸け、少し柔らかくすると発芽率が上がります。
条(すじ)まきを1cm間隔で種をまきます。土を被せ少し押さえて水を十分にかけます。
(3)間引き・追肥で収穫に差が出る
種まき1週間後に発芽した葉を間引きして3cm間隔にする。
草丈が8cmの時に2度目の間引きで5~8cm間隔にする。
本葉が4~5枚なった頃合いで追肥します。
(4)収穫のタイミングが大切
2ヶ月後に草丈が20cmになったら収穫しましょう。
株の根元を両手で包む様に掴み、ゆっくりと根ごと引き抜きます。
※ほうれん草の栽培のポイント
ホウレンソウは酸性に弱いので土作りの時に苦土石灰を忘れずに入れてpHを調整します。
雨が多く降った後は排水に注意しないと、湿度に弱いので立ち枯れしてしまいます。