修二会のお松明は遠くから見ても綺麗ですね。
最終日の14日と、お水取りの12日は大変混雑しますが、
他の日と迫力が違います。
混雑を避けて見るべきか、長時間待って場所取りをすべきか、
年に一度の行事を楽しむ術を検証します。
東大寺二月堂の修二会に時間に余裕を持って行くには?
3月14日の修二会の「お松明」をベストポジションで見たい。
webで情報収集しても、混雑状況は増している様で、人並みに流されて見れない人も多いみたい。
出来れば待ち時間は短い方がいいけど、何時から並べば良い場所で見れるのか調べました。
私が現地でお昼ご飯を食べてから、人の集まり具合を見ていると、
16時辺りから 場所取りする人が来ましたので、私も場所をキープしました。
寒さ対策でしっかり着込んでいましたが、使い捨てカイロが役に立ちました。
ずっと立っていると疲れますので古新聞を敷いて座るといいです。後始末も簡単です。
あちこちに高そうな望遠レンズの一眼レフカメラを持っている人を見かけました。
私の場所取りは火の粉を被る真下の位置を確保出来ました。
誰にも言っていませんが、万が一の為にこっそりと紙おむつをつけていました。
寒い屋外でずっと動かずに待つとなれば、準備しておけば安心ですからね。
最終日は混み具合が半端ないので、見る見るうちに人が集まりますよ。
二月堂で修二会の松明を写真で撮るには?
お水取りは3月に東大寺二月堂で行われる修二会の事ですが、
奈良県のCMを見て、興味を持つ人が増えているようです。
期間も14日間もあるので、都合のいい時に来るのがいいですね。
ただ、12日と最終日の14日はかなり混雑するので、
平日にくると楽に見られます。
混雑するのは松明の迫力が違うのが理由だと思いますが、
平日でも楽しみ方があるので工夫すればいいと思っています。
12日は交通規制が実施される程の混雑になります。
それと、二月堂下は広場を柵で囲い、事前に許可された人にリボンをつけて入場させます。
それ以外の一般の人はそこには入れずに人波に流れて移動するしかありません。
どうしてもという理由がなければ平日に来るのがお勧めですね。
平日の広場は早くに場所取りしておけば、10本の松明をじっくりと見られますよ。
12日の松明は大きいですが、近くで見られるなら平日のでも迫力を感じられます。
立ったままで場所取りする人も沢山いますが、ピクニックのような敷物に座る人や、
新聞紙を広げて座る人など人様々ですね。
待つのが嫌いなら直前に行ってもいいですが、遠すぎると人の壁で見えない場合もあります。
最終日の14日は開始時刻も18時半で平日の19時より30分早いですし、
10本の松明が連続であがって、約10分で終わります。
この連続で松明を上げる練行衆が次々と階段を登る所から、
この日の松明の呼び名が「尻付け松明」と言われています。
最終日は時間短縮で特別な流れで行うのです。
連続で二月堂舞台に10本の松明が並んで振り回しを同時に揃ってやるのです。
火の粉が飛び散る様は、まるで花火大会のナイアガラの滝がイメージされます。
一日だけでなく、二日見るチャンスがあるなら、最初は広場で下から見上げて、
次回は舞台の上で見ると良いですよ。
舞台の上ではロープが張っていますので、目の前をお松明を持って走る姿が見られます。
炎の迫力が違いますので、カメラよりビデオカメラを持って行くといいと思います。
奈良のお水取りの日の修二会のお松明は、他の日と迫力が違う?
12日の松明は大きくて籠松明と言われ、長さ6mの竹の先に直径1mの大きさです。
他の日の松明はもう少し小さいですし、12日は開始時間が30分遅い19時半からで、
時間も普段は20分だけど、12日は45分間も行われる。
お松明も普段の10本より1本多い11本になります。
お水取りのニュースをテレビなどで見た地方の人が、
お松明も12日しか見られないと勘違いして押し寄せる人が多くて、
大混雑が発生している原因になっています。
迫力を体験したいのであれば、平日に舞台上で走る姿目の前で見るのもいいですよ。
最終日の14日は10本のお松明が舞台に並んで同時に振り回すので、
違う迫力がありますが、時間がとても短いです。
火の粉が舞うのを下の広場から見ると綺麗に見えますね。
まとめ
修二会のお松明を下から見る場合と横から見る場合と、
それから、「籠松明」「尻付け松明」の楽しみ方があります。
1日だけでなく、何度か足を運ぶといいですね。
気を付けたいのが、宗教行事なので、マナーを守り、
撮影でフラッシュを使わない様にしましょう。
大騒ぎするのも控えましょう。
周りに配慮して譲り合い、
無病息災のご利益を分かち合うといいですね。