家庭菜園のイチゴの育て方【緩効性肥料でゆっくりと栄養分を与える】

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春から夏にかけて実がつく品種で、
大きなのでは直径2cm程度のが出来ます。

直径50cmくらいのいちご専用のポットで育てています。

そんなに多くの数はならないので、
この時期は食卓に少しですが、デザートとして楽しめます。

【家庭菜園のイチゴの育て方】

イチゴの苗の植え方と時期は?

イチゴ苗は中心部分(クラウン)が見える様に浅く植えましょう。
深く植えてクラウンに水たまりが出来ると腐る危険性がでますので注意しましょう。

イチゴ苗の定植は10月末~11月頭に行いましょう。
苗の選び方で大切なのはクラウンが大きく、しっかりしているのが良いでしょう。

イチゴは日当りのいい土地に植えましょう。
冬の防寒対策は藁を株の周りに敷いてあげます。
春になって実がついた時に藁の上であれば傷む心配がありません。

■春のイチゴを豊作にする一工夫

冬に付いた花芽を取り除くと、春の花と実が増えます。

イチゴの受粉と追肥の仕方は?

イチゴの花は3月末から咲きますが、蜂や虫が花粉を自然に受粉してくれない時は、人工授粉をしてあげましょう。耳かきの房を使うと花を傷めずに受粉できます

イチゴの苗を植えた土の栄養分だけでは不足してきますので、定植して1ヶ月経過したら1回目の緩効性肥料を加えましょう。

冬を越して2月末~3月頭に2回目の緩効性肥料を与えましょう。

【緩効性肥料はどんなもの?】

液体肥料の様に土に直ぐしみていくのが【速効性肥料】ですが、ゆっくりと土に栄養が入っていく性質の肥料が【緩効性肥料】といいます。
イチゴの場合は実をゆっくりと大きく育てたいので【緩効性肥料】を使いましょう。

但し、与えすぎると「肥料やけ」になって逆効果ですから注意しましょう。

■イチゴの実を大きくする一工夫

イチゴの1房に2~3粒の実がついたら、他の小さい実は摘み取りましょう。

イチゴの収穫時期と実の保護方法は?

お楽しみの収穫時期は4月末~10月頭で、5月が実も大きく量も沢山取れます。
イチゴ
庭のイチゴが赤くなると鳥に食べられる恐れがあるので、「水きりネット」や「不織布袋」で実を覆いましょう。

不織布袋はお茶の葉パックを再利用してもいいでしょう。
梅雨の季節に発生するナメクジ対策にもなります。

収穫後に来年の苗を育てるには?

来年の苗になる子株は8月に伸びだすランナーのツルを別のポットの土に入れて根付かせるのです。この時、ランナーは親株とつながったままです。

丈夫な苗を根付かせたいなら、1つ目の子株でなく、2つ目の孫株を使いましょう。

ポットに根がついたら、親株からランナーを切り離して、10月中~11月中の頃にポットからプランターに株間20~25cmに植え替えましょう。
プランターの排水を良くする為に、鉢底石を入れます。

■孫株の苗を定植する向きを一工夫

孫株のランナーで根付かせた苗は、親株と逆側に花が咲きますので、花と実をプランターの外側に向けて植えれば、実が外側にぶら下がってくれますよ。

イチゴの病気と害虫対策は?

イチゴはうどん粉病になりやすいです。

うどん粉病になったら、お酢を300~500倍に薄めたスプレーを試します。

それと病気になった葉を取り除くのもいいでしょう。

うどん粉病が進行していたら、果菜用の殺菌剤を使います。

イチゴはアブラムシとハダニの害虫がつきやすいです。

肥料を入れ過ぎるとアブラムシがついてしまうので適量にしておきましょう。

ハダニは高温と乾燥を好むので夏に発生します。
葉の表裏に水をかけるといいですよ。

※収穫したイチゴをいちごサンタにするとかわいいです
⇒クリスマスケーキに【いちごサンタ】をトッピング|ひな祭りケーキも

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