裏千家の茶道体験で拝見の見どころと作法の手順を学ぶには?

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◆濃茶点前の拝見の仕方

拝見する物は床の間、掛け軸、生け花、炉の釜、炉縁、炉中の下火と灰、水差し、仕覆を着た茶入れ、茶碗、古帛紗、茶杓、仕覆、茶入れ、縁高です。

席入りして床の間に座り、掛け軸、生け花を拝見します。

次に点前座に座り、炉の釜、炉縁、炉中の下火と灰、水差し、仕覆を着た茶入れを拝見します。

縁高が運ばれて来たら、お菓子を懐紙に取ってから縁高の拝見をします。

点前が始まり、お茶を頂いた後で茶碗、古帛紗の拝見をします。

点前がおしまいになった後で、茶入れ、茶杓、仕覆を拝見します。

退室する前にもう一度、床の間、点前座を拝見します。

床の間の前に座ったら扇子を前に置き、真のお辞儀をしてから、掛け軸、花を拝見して、拝見後にも真のお辞儀をします。

点前座に座り、炉の手前に扇子を置いて炉の釜、炉縁、炉中の下火と灰を拝見します。

点前座で向きを変え、茶入れの手前に扇子を置き、水差し、仕覆を着た茶入れを拝見します。

仮座で他の人の拝見が済むのを待ちます。

全員が仮座に着いたら、正客から順に席に座ります。

茶入、茶杓、仕覆を拝見する名どころ見どころ

手に取って拝見する中で3つの道具を連続で拝見する時が、茶入、茶杓、仕覆の三点です。

茶入は縁外に置いて、手前に手をついて全体を拝見し、牙蓋を外して両手に取り、表を見たら裏の金箔も拝見します。

牙蓋を畳に置いて身を手に持ち、仔細に拝見します。

蓋をして再度、全体を拝見したら縁内で次客に送ります。

手に取って拝見する時は膝の上に肘を置いて体を安定させます。

茶杓も縁外に置いて軽く手をついて全体を拝見します。茶杓

手に取る時は節より点前を持ち、櫂先や名どころを見て、裏も拝見します。

縁外に置いて再度全体を拝見してから縁内へ送ります。

最後に仕覆を拝見しますが、なるべく裂地に触れない様に注意します。

仕覆を縁外に置いて全体を拝見します。

左右の緒を持って、裂地の文様、地色、織り方、時代を見て、底の部分も見どころとなるので、底側を少し上に傾けて詳細に見ておきましょう。

縁外に置いて再度全体を見たら縁内へ送りましょう。

Poser10でアニメを自然に発動させるには?

お茶室の中でアバターに自然な動きで移動や拝見の所作をさせるには、シットボールを畳の上に配置して、立ち上がらないで座り直してもらう事で自然な動きを再現します。

シットボールは茶室の趣きを大切にしたいので、畳の縁にマッチする色で小さな文字を書いておき、見分けられる様にします。

実際には一連の所作を複数のアニメで動かすので、所作の区切りを単位にして、シットボールにアニメとスクリプトを仕込む事になるでしょう。

そのシットボールを見やすい位置に配置して、そこに座らせますが、座る座標はシットボールの真上ではなく、一歩下がった場所にします。

そうする事で次の所作をするシットボールもアバターの前に並べて置けるので、所作の順番に見やすい配置にしておけば茶道体験も簡単に再現できるでしょう。

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