◆襖の開け方
襖の前に座り、引手に手をかけ、縁に手が入る程度に開ける。
下から25cmの縁に手を入れて真ん中まで開ける。
逆の手で親指を下向きにして残りを開けるが、5cm残しておく。
◆襖の閉め方
残した5cmの縁を下から25cmの箇所を親指を下向きにして、
掴んで真ん中まで閉める。
逆の手で縁の同じ箇所をつかんで残りを閉め2cm残しておく。
親指を下向きにして引手に手をかけ閉め切る。
Poser10で襖の開け閉めを再現させる
Poser10の中に襖を設置して、引手の位置と下から25cmの縁の位置を確認する。
開け閉めの秒数をDVDで確認してフレーム数を決定する。
◆襖を開ける
(1)[2秒]引手に手をかける
(2)[1秒]2cm開ける
(3)[1秒]下から25cmの縁に指先をかける
(4)[2秒]真ん中まで開ける
(5)[1秒]手を入れ替えて逆手で同じ個所に指先をかける
(6)[4秒]手がかりを残して開ける
(7)[2秒]正座に戻る
◆襖を閉める
(1)[1秒]下から25cmの縁を逆手で掴む
(2)[4秒]真ん中まで閉める
(3)[1秒]手を入れ替えて同じ個所の縁を掴む
(4)[3秒]建付けに手が当たるまで閉める
(5)[1秒]逆手にして引手に手をかける
(6)[4秒]静かに閉め切る
(7)[3秒]正座に戻る
襖の開け閉めをスクリプトと連動させる
開ける時と閉める時のどちらも3段階でスライドさせますが、
アニメと連動させるので秒数を合わせます。
シットボールは建付けの引手の高さに配置します。
茶室側と水屋側に「開」「閉」を設置します。
シットボールの位置と実際に座る座標の調整には、
道具の持ち込みと片付けをするので、道具を置くスペースを考慮して、
座る座標を決定しなければなりません。
◆濃茶点前の道具を運び出す順番を確認しましょう。
○最初に茶碗を膝前に置いて、襖を開けて持ち込みます。
○建水を持ち込む時に茶室側の襖の前に座り、膝前に置きます。
○道具を片付ける時に建水、蓋置を襖の前に置いて襖を開けます。
○水指を水屋側の襖前に座った膝前に置いて襖を閉めます。
○茶道口の水屋側に座り建付け側に茶入、茶杓、仕覆を置いて襖を閉めます。
襖の作成とテクスチャーの加工
襖は通常のプリムを長方形にするだけでいいが、
テクスチャーを準備して加工しなければならない。
縁の外周、襖紙、引手の画像を用意して加工し、
襖紙は反転して茶室側と水屋側を作ります。