セカンドライフの3D空間にお茶室を建てるにも設計図が必要ですが、
中の住人のアバターの大きさに合わせないとリアルな所作をアニメで再現出来ないので、畳の大きさをアバターに合わせて拡大させます。
通常の畳の大きさは90×180cmですが、1.5倍の135×270cmにします。
主な構成は屋根、突上窓、壁、障子、窓、天井、床の間、水屋、躙口を作成します。
陰陽五行を当てはめ、床の間は北、躙口は南、茶道口は西とします。
水屋での準備も後にアニメ作成するので従来よりも広くして棚を作成する。
水屋用の長炉、鉄製の丸炉の再現も可能です。
躙口の板戸の幅と高さは130cmとする。
茶道口の襖の幅は128cm、高さは278cmとし2枚作成する。
畳の取り替えを容易に出来る様に炉の穴がある板の間にする。
八炉と呼ばれる炉の位置があり、四畳半切本勝手、四畳半切逆勝手、台目切本勝手、台目切逆勝手、向切本勝手、向切逆勝手、隅炉本勝手、隅炉逆勝手の種類ですが、今回は八畳なので、六種類が対応出来るようにします。
本来の炉の大きさは42.4cmですが、1.5倍の63.6cmにする。
裏千家十一代玄々斎精中居士が好んだ大炉54.5cmを再現するのであれば、81.5cmで作成すれば、ぴったり合うでしょう。
炉縁はこれにぴったり嵌る大きさで作成する。
この炉に合わせた釜、釜蓋、五徳、灰、炭、柄杓も必要。
開炉は十一月から四月までなので、年始を迎える茶室として使います。
広間なので風炉先屏風を置く。
床の間の掛け軸も必要。
床の間の柱は直径25cmで高さ410cmとする。
床の間の幅は従来より広げて310cmとする。奥行は110cm。
天井は真行草を取り入れた作りにする。正客の上が真の天井で、
亭主の上が行の天井、次客と三客の上が草の天井で傾いています。
突上窓はタッチ式で開閉出来る様にします。
茅葺屋根の側面につける【扁額】を新たに作成する。新しい庵名を考える。
庵名を一度、半紙に書いて、それを板に彫りこんで白い文字で仕上げます。