厄年とはどんな意味なのか?
神社でおみくじを引いた時に気になりますよね。
現在は満年齢が使われていますが、厄年は数え年で年齢を数えます。
数え年は、妊娠して母体で成長している期間も年齢が進んでいる数え方なので、誕生した年を1歳と数えます。
満年齢は誕生日に年齢が変わりますが、数え年は元旦に年齢が変わります。
地域によっては立春前生まれを前年生まれとする事があるので神社で確認しましょう。
厄年の意味と厄払いをするメリット
厄年とは何か?どんな意味があるのかは様々な説や地域特有の説もあるのですが、共通している意味は、一生の中で災難に出会う確率が高い年だと言われてきました。
大厄が一番危険度が高い年ですが、男性は42歳(死に)、女性は33歳(散々)です。
広い意味で病気の統計では、男性ですと42歳ころに喉頭ガン、大腸ガンの発生が高い。
女性ですと、33歳ころに婦人科の病気になりやすいです。
33歳ころの女性の離婚率が高くなっています。
実は災難が自分でなく周囲の人に発生する場合もあるのです。家族も注意が必要です。
厄払いをした方がいいと言われるのはその為で、厄払いをすると気も楽になり、自覚する意識や注意力も高まりますので、災難を避ける行動にもつながるでしょう。
平成27年(2015年)の厄年を調べました。
※地域差があるので、厄払いが出来る近所の神社に厄年を確認するのが間違いないです。
▼女性の厄年19歳
前厄18歳 平成10年生まれ
本厄19歳 平成9年生まれ
後厄20歳 平成8年生まれ
▼女性の大厄33歳
前厄32歳 昭和59年生まれ
本厄33歳 昭和58年生まれ
後厄34歳 昭和57年生まれ
▼女性の小厄37歳
前厄36歳 昭和55年生まれ
本厄37歳 昭和54年生まれ
後厄38歳 昭和53年生まれ
▼女性の厄年61歳
前厄60歳 昭和31年生まれ
本厄61歳 昭和30年生まれ
後厄62歳 昭和29年生まれ
▲男性の厄年25歳
前厄24歳 平成4年生まれ
本厄25歳 平成3年生まれ
後厄26歳 平成2年生まれ
▲男性の大厄42歳
前厄41歳 昭和50年生まれ
本厄42歳 昭和49年生まれ
後厄43歳 昭和48年生まれ
▲男性の厄年61歳
前厄60歳 昭和31年生まれ
本厄61歳 昭和30年生まれ
後厄62歳 昭和29年生まれ
厄年は女性の方が長い
男性と女性を比べると30歳代の女性は6年も厄年があります。
厄払いをしても病気になる人もいますが、回復すれば厄払いして良かったと思えるでしょうし、厄払いせずに病気から死に至ってしまっては元も子もないでしょう。
人も他の動物同様に生身の生き物ですから、親が突然の病気で亡くなってしまう事も沢山あります。年齢を考えると大厄に大病になるのは自然の周期と一致してるのでしょう。
前厄、本厄、後厄と3年続きますので、厄払いをせずに災害に合ってしまったら、そこで諦めずに厄払いをすればご利益に恵まれると思います。